私はずっと、
ちゃんとしなきゃ
と思って生きてきました。

仕事も。
人間関係も。
家事も。
全部です。

失敗しないように。
迷惑をかけないように。
期待に応えられるように。

そんなことばかり考えていました。

周りから見れば、
真面目な人だったと思います。

でも心の中はいつも苦しかった。

できているのに満足できなかった

仕事を頑張る。
家のこともやる。
頼まれごとも断らない。

それなりに頑張っていました。

でも、
できたことより、
できなかったことばかり見ていました。

もっとできたはず。
まだ足りない。
もっと頑張らなきゃ。

そんな言葉を、
いつも自分に向けていました。

休んでいても休めなかった

休日になっても落ち着きませんでした。

何かしなきゃ。
有意義に過ごさなきゃ。
このままじゃだめだ。

そう考えていました。

ソファに座っていても罪悪感がある。
何もしていない自分を責める。

今思えば、
心はずっと走り続けていたのだと思います。

ある日、全部できなくなった

ある時、
何もやる気が出なくなりました。

掃除も。
仕事も。
人付き合いも。

全部が重たかった。

そして私は、
自分は弱いんだ
と思いました。

でも本当は違いました。
疲れていただけでした。

小さな掃除から始めた

何もできなかった時、
なぜかトイレだけは掃除しました。

たった30秒です。

便座を拭く。
床を拭く。
ゴミを捨てる。

それだけでした。

でも、
その30秒だけは
「できた」
と思えました。

完璧じゃなくてもいいのかもしれない

その頃から少しずつ考え方が変わりました。

全部やらなくていい。
毎日完璧じゃなくていい。
頑張れない日があってもいい。

トイレだけ整えられたら十分。

そんなふうに思える日が増えました。

すると不思議と、
心が軽くなりました。

自分を責める時間が減った

以前は、
できなかったことばかり見ていました。

でも今は、
できたことを見るようになりました。

トイレを拭けた。
靴を揃えられた。
カーテンを開けられた。

小さなことです。

でも、
その積み重ねが自分を支えてくれました。

完璧を手放したら余白ができた

完璧を目指していた頃は、
心に余白がありませんでした。

常に焦っていました。
常に不安でした。

でも、
完璧じゃなくてもいいと思えた時、
少しだけ余白ができました。

その余白が、
人に優しくする余裕になったり、
自分を許す余裕になったりしました。

今でも完璧主義はある

もちろん今でも、
完璧を求めてしまうことがあります。

焦る日もあります。
自分を責める日もあります。

でもそんな時は、
小さな習慣に戻ります。

トイレを磨く。
玄関を整える。
深呼吸する。
目の前を整える。

そうすると、
少しずつ落ち着きを取り戻せます。

TOTONOEが大切にしていること

TOTONOEでは、
人生を整えるために、
まず目の前を整えることを大切にしています。

完璧な人生はありません。
完璧な人もいません。

だから、
まずは小さく整える。
それで十分です。

まとめ

完璧じゃなくていいと思えた時、
私は少し生きやすくなりました。

全部できなくていい。
頑張れない日があってもいい。
今日ひとつ整えられたら十分。

そう思えるようになったからです。

もし今、
自分に厳しすぎるなら、
完璧を目指すのを少し休んでみてください。

そして、
目の前をひとつだけ整えてみてください。

人生は完璧じゃなくても進んでいきます。

そのことを、
私はトイレ掃除から教えてもらいました。